<高円宮杯U-18プレミアリーグ・イースト:清水ユース0-4札幌U-18>◇第1節◇15日◇静岡・J-STEP

 昨年の3位から優勝を目指す清水ユースにとって、厳しい船出となった。大量4失点で完封負けを喫した大榎克己監督(47)は「1人1人の技術、ボールを簡単に失わない場面など、力の差を感じた試合だった」と話した。

 昨季、9戦負けなしと圧倒的な強さを誇ったホーム開催で、理想とかけ離れた展開が繰り返された。前半29分、右サイドを崩され先制点を許すとその後も立て続けに2失点。5人の選手交代で状況の打開を図ったが、逆に後半27分に決定的な4点目を失い力尽きた。GK八谷惇希主将(17)は「課題を露呈して、守備が崩壊してしまった」と、うつむいた。

 攻撃を担う主力の不在も重くのしかかった。先月30日にJ1清水とプロ契約を結んだMF石毛秀樹(17)が、この日もトップチームの練習により不在。さらにエースFW加賀美翔(17)も直前の全国親善試合で痛めた右膝の影響で欠場した。不慣れな1トップで先発したFW藤崎智貴(17)は「サポートが無く、孤立して難しい試合だった」と、振り返った。

 21日の次節流通経大柏戦でもこの状況が続くことが予想される。八谷主将は「連敗は許されない。敗因を全員でしっかり考えて、次は勝ちます」と、勝利を誓った。【前田和哉】