2段構えでゴール量産だ。「ヤングなでしこ」のメンバーとして昨夏のU-20女子W杯に出場した浦和レディース(L)のMF猶本光(18)が、今季は得点力アップを狙う。千葉県内で4日間にわたって行われた「なでしこ7チーム合同交流戦」最終日の17日、仙台L戦に後半頭から本業のボランチで出場。激しいスライディングでピンチを防ぐなど中盤の底で攻守のバランスをとった。猶本にとっては3日間で5戦目だったこともあり「徐々に疲れが出てきた」と反省点も挙げたが、収穫もあった。

 期間中はトップ下にも挑戦。低い位置からシュートを放つなど違和感はなかった。「今年は得点にもこだわりたい」。2つのポジションをマスターし、ヤングから大人のなでしこ入りを狙う。