仙台レディースが、千葉泰伸監督(43)に来季の続投を要請する方針であることが1日、分かった。就任3年目の今季は年間7位に終わったが、優勝した浦和など上位陣とも互角の戦いを演じた。クラブ側は成績以上に3年間の蓄積を評価。12月の皇后杯までに本格的な話し合いが行われるとみられる。

 千葉監督は12年の発足と同時に初代監督に就任。1年目はチャレンジリーグ無敗でなでしこリーグ昇格に導いた。昨季は度重なるケガ人に悩まされながらも5位の成績を残した。主力4人がチームを去って戦力ダウンが懸念された今季は、INAC神戸から初勝利を挙げるなど開幕5試合を4勝1敗と好発進した。来季の上位進出とタイトル奪取を託す方向になりそうだ。