日本協会は21日、東京・JFAハウスで臨時評議員会を開き、16年2月の「会長選」から選任方法を変更し、評議員75人による投票方式になることを承認した。同時に規約の改正もされた。以前は役員選考委員会で推薦された人物を47~60人の評議員が承認していた。

 規約の改正により、日本プロサッカー選手会などからも評議員を選出し、人数を75人に増員した。会長候補を日本協会理事による投票で1人、評議員会の推薦で数人選び、会長予定者選出管理委員会を経て候補者を厳選。最終的に、臨時評議員会で75人の評議員が投票して最終決定される。

 国際サッカー連盟(FIFA)から以前の方式が「密室選出」と指摘され、会長候補者の要件や評議員の増員など新方式についての指導を受けていた。これまでにFIFAの了承も取り付けこの日正式に決定された。