横浜DF中沢佑二(33)が“立ち合い勝ち”で、国立6年ぶりの勝ち星を拾う。19日、横浜市内での練習後、国立競技場で鹿島と対戦する23日のリーグ再開戦に言及。「相手はいろいろなことを背負っている。気持ちの部分で強い。立ち上がりにマリノスも引かないところ、気迫をみせないと」と気を引き締めた。被災した鹿島の復興にかける気持ちが、球際の競り合いの強さなどを生むと警戒した。国立での勝利は、05年の東京V戦までさかのぼる。「(小笠原)満男、新井場…。負けないように」と具体名を挙げながら、試合をにらんだ。