清水DF平岡康裕(25)が“本職”での出場に意欲を見せた。16日間で5連戦の初戦となったG大阪戦(11日)からボランチでの出場を続けていたが、次戦は累積警告でDFボスナーが出場停止となり、センターバックでの出場が濃厚。23日は軽めの回復メニューで調整し「(川崎F戦で)右膝を打撲した。試合が終わってから痛みが出た」と、顔をしかめながらも「試合には問題ないと思います」と軽症を強調した。

 次戦は開幕から12戦無敗(6勝6分け)の仙台が相手になる。驚異的な勢いで上位に食い込んでいる対戦相手について「やっぱり、1回も負けてないのはすごい。逆に、それを止めれば勢いも出てくる」。夏本番を迎え連日、猛暑日が続く。過密日程の影響もあり、疲労感は否めない。だからこそ、今が踏ん張りどころになる。平岡は「(連戦は)あと1試合ですからね。勝ちたいですね」と、あえて明るく振る舞った。【為田聡史】