経営難の被災クラブJ2水戸の練習場「ホーリーピッチ」(茨城・水戸市)が、台風15号の影響で水没した。チームは22日、急きょ同那珂市内のグラウンドを借りて練習。ホーリーピッチはへどろなどがたまり、現時点で復旧のめどがたっていない。沼田社長は「震災による起伏の修復も終わっていない状況で、踏んだり蹴ったりです」と嘆いた。水戸は同市内のツインフィールドを使用しているが、月に約20日間はホーリーピッチで練習。今後は1回1万2000円の使用料を支払うツインフィールドなどでの練習を余儀なくされる。ホーリーピッチの年間約1000万円の使用料は変わらず、沼田社長は「予想外の出費」と頭を痛めている。