<J1:磐田0-4C大阪>◇第30節◇23日◇ヤマハ
磐田はC大阪に大敗した。前半37分、相手シュートが味方に当たりコースが変わる不運なゴールで先制されると、後半だけで3失点を食らった。頼みの攻撃陣は要所で判断ミスを繰り返し、シュートまで持ち込めず。反撃の糸口を見いだせないまま力尽きた。ホームでの0-4の大敗は99年の鹿島戦以来。順位も10位に転落した。
試合終了を待たずに、サポーターが席を立ち始めた。この日はホーム来場者が通算450万人に達した。だが、失点する度に声援はため息に変わり、試合終了後はブーイングまで起こった。GK川口能活(36)は「今季最悪のゲームをしてしまった。ふがいないゲームをして、申し訳ない」と力なく話した。
磐田の攻撃パターンでもあるサイドを封じ込まれると、ボールを自陣まで下げて攻撃をやり直す。同じようなシーンばかりが続き、最後はクロスも上げられず自滅した。柳下正明監督(51)は「最後のところで判断が悪いプレーが多かった」と敗因をあげた。
この日の敗戦で、下位チームとの勝ち点差も縮まった。次節以降は15位の浦和、16位の甲府と、降格争いをするチームと連戦になる。結果次第では一気に順位が転落する可能性もある。MF那須大亮(30)は「やることを再確認したい。試合まで時間はあるのでしっかりやっていきたい」。下を向いている暇はない。【神谷亮磨】



