清水は17日、鹿屋体育大と練習試合を行い、期待のルーキーFW白崎凌兵(18)がハットトリックを決めるなど7-1で圧勝した。1本目の20分、右サイドを駆け上がったMF橘章斗(23)のクロスを絶妙なタッチで合わせ、待望のプロ初ゴールをマーク。「やっとだなと思った。相手はどうであれ、やっぱりうれしかった」。

 勢いは加速する。同32分にはゴール前でこぼれ球を拾うと、素早く右足を振り抜き、ゴールに突き刺した。1年目から「開幕スタメン」を目標に掲げるだけに、これで満足するはずはない。「2点じゃ普通。やっぱりハットトリックはモチベーションになるし、意識した」。最後は2本目の25分に、MF柴原誠(19)のシュートのこぼれ球に誰よりも速く反応。左足で冷静に流し込んだ。アフシン・ゴトビ監督(48)も「ゴール前のファイナルタッチ、嗅覚が良い」と評価した。

 試合後、白崎は「選手権以来のフル出場で疲れもあってミスも多かった。1日1日の積み重ねだし、これに満足せずもっと、得点やアシストにこだわってやっていきたい」と早くも気持ちを切り替えた。開幕まであと21日。猛アピールを続けていく。【前田和哉】