<J1:鳥栖3-0神戸>◇第4節◇3月31日◇ベアスタ
鳥栖がホームで連勝を飾り、5位に浮上した。J1初昇格とは思えない戦いぶりだ。前節横浜戦に次ぐ2戦連続の完封勝利を飾った。今季J1でも大型補強に成功した神戸相手に1歩もひかず、浴びせたシュートは3本も上回る13本。序盤から持ち味の最後まであきらめない全員攻撃、全員守備がさく裂した。尹晶煥監督(39)は会心の勝利に「相手に気圧されることなく、選手はやるべきことをやり続けてくれた」と声を弾ませた。
先制点は前半28分だった。FW池田のクロスを途中出場のMF野田が滑り込みながらゴール。それだけではない。同43分には速攻カウンター。MF水沼からのパスを昨季J2得点王のFW豊田が決める。後半50分にはFW池田が決めてタレント軍団の息の根を止めた。
泥臭さがこの日も前面に出た。尹監督は常日ごろから選手に対して「限界を超えろ」とハッパをかけてきた。指揮官はこの日の勝因を問われ「神戸や横浜は名のある選手がたくさんいるが、逆にこっちはいない。だからこそ勝ってやろうという気持ちが前面に出て結果につながった」と胸を張った。
FW豊田は「いいゲームでした。ホームで連勝し、このままの勢いでやっていきたい」と話した。一方で気を引き締めることも忘れなかった。「Jリーグのチームは強い。満足せずやっていきたい」。鳥栖がリーグの台風の目になる。



