<ナビスコ杯:浦和1-4C大阪>◇1次リーグ◇18日◇埼玉

 C大阪のロンドン五輪日本代表候補、MF清武弘嗣(22)が、五輪出場へ猛アピールした。ナビスコ杯予選リーグ浦和戦に先発し、後半42分までプレー。前半11分に強烈な右足ミドルシュートで、先制ゴールを挙げるなど攻守に活躍。7日のリーグ戦大宮戦に続く“今季2点目”で圧勝劇を演出した。

 清武が迷わず右足を振り抜いた。前半11分、強烈なミドルシュートを放つと、ボールは相手DFに当たり、左ポストにぶつかって、ゴールに吸い込まれた。「シュートの意識はしっかり持っていた」と、気持ちが乗り移ったJ公式戦今季2点目が決まった。

 同点に追いつかれた直後の同45分には左CKのこぼれ球を拾い、ゴール前へクロス。DF藤本が押し込んで追加点を奪った。攻守にわたって存在感を発揮し「今日はできすぎ。次のリーグ戦につなげていかないと。今日のようなハードワークが求められる」。既に視線は次へ向いていた。

 ロンドン五輪代表入りへ、アピールは続く。9日から宮城県内で行われた五輪代表候補合宿は、左ふくらはぎの違和感から復帰した直後で、チームで調整した。五輪代表の関塚監督は、5月23日からフランスで開催されるトゥーロン国際大会にも、海外組を招集する考え。国内組にとっては、公式戦で結果を出し続けるしかない。

 清武は今季リーグ戦とナビスコ杯の全試合で先発出場している。PKを決めた7日の大宮戦は、関塚監督が視察。浦和戦も五輪チーム関係者がチェックしていた。キーマン清武に、熱視線が向けられている。