最初の1分を死ぬ気で戦え!

 札幌の石崎信弘監督(54)が13日、0-1で惜敗した前日12日の東京戦のポイントとして開始55秒での失点を挙げた。この日、札幌・宮の沢での練習前ミーティングで、立ち上がりの大切さを、あらためて説いた。今季、開始15分までの失点は全時間帯の中で最も多い4点。これはJ1ワーストタイで、出足の集中力を高めることで負の連鎖から脱出を図る。

 東京戦は札幌が今季最も主導権を握れた試合だった。石崎監督も「イメージした攻撃ができた。いいビルドアップもあった」と振り返った。それでも勝ち点はゼロ。その原因の1つに「簡単に失点しすぎ」と序盤のつまずきを挙げた。

 J2から昇格したばかりの札幌にとって、先にリードを許すと逆転は難しい。11戦で8点は新潟に次ぐJ1ワースト2位と得点力不足。今季、逆転した試合もない。沖田コーチは「うちは、序盤でイニシアチブを握れる試合運びに持っていくことが大事。東京戦も失点した最初の1分以外の残り89分は、目指す形が出せた」と言う。チャンスはつくれている。出足に警戒し、白星につなげたいところだ。

 MF古田は「東京戦はふわっと入ってしまった部分もあった。集中しないと」と反省。昨季同様、先行逃げ切りスタイルを確立させ浮上を狙う。【永野高輔】