<J1:柏0-4大宮>◇第8節◇26日◇柏
大宮が強い!
アウェーで柏を4-0と破り、J1連続無敗記録を19に更新した。5連勝はチーム新記録。守っては、この試合から復帰した柏MFレアンドロ・ドミンゲスに仕事をさせず、攻めてはFWノバコビッチ(33)が2得点するなど、シュート8本で4得点と効率よく攻め立てた。今日27日に試合を控える横浜を抜き、暫定ながら首位に立った。
最初のシュートが先制点となった。大宮は前半18分、左サイドを突破したFWチョ永哲(23)のクロスにノバコビッチが合わせた。ボールを支配される劣勢から一転、最初の決定機をものにした。柏のシュート12本に対し、8本で4得点。ノバコビッチは2本で2得点という効率の良さ。殊勲の男は「たくさんのチャンスがなくても、ズラタンとのコンビで得点できている。スロベニア代表でも2トップを組んでいるし、多くを話さなくても大丈夫」と話した。
守っては、この日も安定感を見せつけ完封した。ボランチ金沢と青木がレアンドロ・ドミンゲスを封じ込めた。前半やられるシーンもあったが、厳しく寄せて判断力を鈍らせ、後半23分に交代へと追いやった。また、出場停止明けのDF高橋も奮闘。体を張った守りに加え、CKの流れからチーム2点目も奪った。13日のC大阪戦で飲料水を蹴り上げる愚行を働いたが、その汚名をそそいだ。
20日の浦和戦に勝利し、連続無敗記録を樹立。それでもMF金沢は「選手同士で記録の話は出たことがない」。さいたまダービーの翌日、ベルデニック監督(63)が「昨日の勝利は忘れろ」と言った。中2日のナビスコ杯清水戦では2-3の敗戦。金沢は「あの負けであらためて考えるところがあった」。苦杯を“良薬”とした。
万年残留争いの大宮が、19戦無敗と記録更新に加え、暫定首位にまで立った。ベルデニック監督は「ここでシーズンが終わればそれでいいが」と言い「動きながらのプレー精度の面など、まだまだ仕事は多い」と笑みを浮かべた。大宮の快進撃が止まらない。【高橋悟史】



