<天皇杯:大宮0-0(PK4-3)G大阪>◇13日◇3回戦◇熊谷陸

 前回大会で準優勝したJ2のG大阪が、大宮との死闘の末に敗退が決まった。延長戦でも0-0のまま決着がつかず、PK戦で3-4と惜敗した。4本のシュートを放ったFW宇佐美貴史(21)は不発に終わり、来季J1ステージでのリベンジを誓った。

 G大阪はPKでDF丹羽とDF藤春が外し、万事休す。公式戦は先月29日のリーグ愛媛戦から“3連敗”だ。延長戦までの120分は17本ものシュートを浴びせながら無得点。宇佐美は「守りが踏ん張ってくれた中で、1点でも取っていれば勝てた」。20日に富山戦を控えており「(大宮の)力に脅威は感じなかった。来年はJ1でやれる自信はある」と昇格して雪辱を果たすつもりだ。