横浜が異例の“トップ会談”で仕切り直しを図った。前日新潟戦は勝てば9年ぶりの優勝が決まる中、0-2の敗北。一夜明けた1日は軽めの調整を行った。練習後、MF中村俊輔(35)とDF中沢佑二(35)の看板選手2人が意見を交わし、7日の最終節・川崎F戦(等々力)へ前向きな姿勢を確認し合った。

 「俊(中村)が珍しく、僕に意見を求めてきた」と中沢。2位広島とは勝ち点2差と、有利に変わりない。中沢は満面の笑みで「今日、明日はみんなモヤモヤしてるかもしれないけど、(オフ明けの)火曜日は顔を上げて、いつものマリノスとして集まろうという話をした。神奈川ダービーだし、盛り上がるじゃないですか!」。中村も「切り替えられたよ。人間は考えすぎると、体が動かなくなる」とスッキリした表情を浮かべた。