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新潟川又 史上最高打率/日刊アウォーズ

2013シーズンで史上最高シュート決定率でゴン超えを果たした新潟川又
2013シーズンで史上最高シュート決定率でゴン超えを果たした新潟川又

<J13年ニッカン・フットボール・アウォーズJ1編:シュート決定率ランキング>

 今季のデータを独自に分析して各賞を選出する、毎年恒例の「ニッカン フットボール アウォーズ」第1回はJ1編。新潟FW川又堅碁(24)が、Jリーグ史上最高打率で「首位打者」のタイトルを獲得した。シュート決定率(得点÷シュート)は3割8分3厘で、98年に磐田FW中山雅史(日刊スポーツ評論家)がマークした3割5分を大幅に更新した。

 川又が高い決定力を示した。ゴンの記録を15年ぶりに塗り替えた。今季は得点ランク2位の23得点で、それに要したシュート数は60本。年間20ゴール以上は、今季の大久保(川崎F)らも含め史上61人目だが、シュート決定率3割8分3厘は年間最多36ゴールを挙げた98年中山(磐田)の3割5分を上回り、Jリーグ史上最高打率となった。

 持ち味は「貪欲に泥臭くゴールに迫ること」。そのプレーぶりは前記録保持者の中山と重なる。クロスには誰よりも速く飛び込み、ワンタッチで仕留める。ダイレクトで決めた得点と、ペナルティーエリア内からの得点はともに今季最多。エリア内を主戦場とする「ワンタッチスコアラー」は高いシュート技術を併せ持ち、枠内シュート率は今季最高の60%にも達した。

 5月3日の第9節清水戦でのJ1初ゴールは、持ち味が凝縮されていた。右からのクロスにDFと競り合いながら頭で押し込んだ。先発に定着したのは第8節。出場時間は他の得点ランク上位者と比べて少ないが、90分フル出場した場合、何得点するかを算出した得点率は0・83点で、得点王を獲得した大久保の0・79点を抑えトップだった。

 J1初ゴールを挙げたシーズンに20点の大台に到達した日本人は、誰もが初得点となった創設年(93年)の三浦知良(V川崎、現横浜FC)だけ。そのカズの20ゴールを上回る23点をマークし、チームの“第2ステージ優勝”の原動力になった。年間20ゴール以上の日本選手は、川又以外すべてA代表経験者。カズ、ゴンという「Jのレジェンド」2人の記録を塗り替えた新潟のエースには、日本のエースになる資格がある。【石川秀和】

 ◆主な世界的FWのシュート決定率 今季の欧州CLで得点ランク首位のFW、C・ロナルド(Rマドリード)は、シュート34本で9ゴール。決定率は2割6分5厘。遠めからでも積極的にシュートを狙っていることもあってか、エリア内を主戦場とする川又の数字には及ばない。6ゴールのFWメッシ(バルセロナ)はシュート15本で、決定率は4割。やはり、その決定力の高さは際立っている。

<シュート決定率ランキング>

(1)川又堅碁(新潟).383 23 60 32

(2)那須大亮(浦和).360 9 25 32

(3)兵藤慎剛(横浜).280 7 25 33

(4)佐藤寿人(広島).258 17 66 34

(5)大久保嘉人(川崎F).252 26 103 33

【注】決定率=得点÷シュート。シュート25本以上

※左から順位、選手名(所属)、決定率、得点、シュート数、試合数

<得点率ランキング>

(1)川又堅碁(新潟)0.83 23 2503

(2)大久保嘉人(川崎F)0.79 26 2967

(3)柿谷曜一朗(C大阪)0.63 21 3018

(4)大迫勇也(鹿島)0.62 19 2756

(5)豊田陽平(鳥栖)0.61 20 2969

【注】得点率=得点×90÷出場時間。出場900分以上

※左から順位、選手名(所属)、得点率、得点、出場時間

<1タッチゴールランキング>

(1)川又堅碁(新潟)16(23)69.6 32

(2)佐藤寿人(広島)13(17)76.5 34

(3)豊田陽平(鳥栖)12(20)60.0 33

(4)工藤壮人(柏)11(19)57.9 33

(5)マルキーニョス(横浜)10(16)62.5 32

【注】PK、直接FKゴールは除く。占有率(%)は総ゴール数に占める割合

※左から順位、選手名(所属)、1タッチ数(得点)、占有率、試合数

<ペナルティーエリア内ゴールランキング>

(1)川又堅碁(新潟)19(23)82.6 32

(1)柿谷曜一朗(C大阪)19(21)90.5 34

(3)大久保嘉人(川崎F)17(26)65.4 33

(4)大迫勇也(鹿島)16(19)84.2 33

(4)豊田陽平(鳥栖)16(20)80.0 33

【注】PKゴールは除く

※左から順位、選手名(所属)、ペナルティーエリア内(得点)、占有率、試合数

 [2013年12月26日9時50分 紙面から]

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