<天皇杯:東京0-0(PK4-5)広島>◇準決勝◇29日◇国立

 天皇杯で抜群の安定感を誇った東京GK塩田仁史(32)が悔し涙を流した。J王者相手に後半15分、直接FKを右手ではじくなど、120分間を無失点に抑えた。全5試合にフル出場しわずか2失点と役割を果たした。この日のPK戦でも1本目を好セーブし、3本目は相手のミスキックを誘うも、最後は敗れ「結果がすべて。元日の国立に立ちたかった」と話した。