開幕5日前の東京守備陣に、不安材料が持ち上がった。オフ明けとなった24日の練習にDF森重真人(26)、加賀健一(30)、マテウス(29)とセンターバック勢が不在。本職では若手のDF吉本一謙(25)のみという事態の中、練習が行われた。フィッカデンティ監督によると、マテウスは右膝の負傷で長期離脱。森重と加賀は腰痛で別メニュー調整も、一両日中には復帰の見込みだという。

 同監督は「すべての選手が準備できていてほしいが、大きな影響はない」と強調。昨季の47失点喫した守備の立て直しを託されているだけに、開幕直前に不安が残る状況となったが「監督の熱い情熱と選手の学ぼうとする姿勢があれば、いいスタートが切れると信じている」と前を向いた。