仙台に大宮から期限付き移籍で加入したDF村上和弘(33)が30日、チームに合流した。右サイドバック(SB)に入った紅白戦では、大きな声で指示を出しながら精力的に動いた。渡辺晋監督(40)とは01~04年まで仙台で4年間一緒にプレー。会見では同監督の存在が移籍の大きな理由と明かし「信頼している人のもとで要求されることをするのが恩返し」と8年ぶりの古巣復帰を決断した。渡辺監督も「出るチャンス?

 もちろん。ポジションを勝ち取って欲しい」と期待した。チームは2試合連続3失点と守備が崩壊。SBは故障者もいて手薄なだけに、村上は「浮上のきっかけの力になりたい」と貢献を誓った。8月9日のアウェー甲府戦(中銀スタ)から出場可能になる。