<J1:広島1-0鳥栖>◇第19節◇11日◇Eスタ

 首位の鳥栖が「解任ショック」で3戦ぶりの黒星を喫した。8日の尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督(41)解任を受けて吉田恵新監督(41)で臨んだ広島戦。0-0の後半36分に広島FW皆川に決勝弾を許した。台風11号の影響で延期となった仕切り直しの試合でエースFW豊田も不発。勝ち点37のままで、得失点差、総得点でも浦和と同じであるため両チームが首位となったが、「吉田鳥栖」は黒星発進となった。

 鳥栖は尹監督の解任後、初のリーグ戦だったが、ショックを引きずるかのように3試合ぶりの黒星を喫した。吉田新監督は「選手交代が遅れて監督として力不足」と話した。FW豊田は「(吉田監督の)責任は一切ないと思う。(解任で)ビックリはしたけど、チーム全体がクラブの方針に向かって進んでいます。僕たちがしっかりやれば、不平、不満は出ないと思う」とエースとしての責任を口にした。