J2山形の最年少MF汰木(ゆるき)康也(19)が、今日24日のアウェー松本戦で今季初のリーグ連勝に挑む。ここまで9度の連勝チャンスを逃し続けてきた。1巡目ホームで引き分けた2位松本との対決を制し、プレーオフ圏(6位)進出を目指す。チームは23日、セットプレーなどを最終確認後、長野・松本市入りした。

 MF汰木の2試合ぶりのリーグ戦ベンチ入りが濃厚だ。同ポジションの伊東が天皇杯3回戦で左ひざ付近を負傷。22日の紅白戦2本目は、サブ組の左サイドハーフでプレーし、持ち前のしなやかなボールコントロールを見せた。

 プロ初年度の今季、開幕戦デビュー。5月上旬、練習中に右ひざを痛めて戦線離脱したが、7月13日の天皇杯2回戦(熊本戦)ではFW山崎の決勝ゴールをアシスト。同20日のホーム北九州戦からリーグ復帰した。

 U-19日本代表で11~17日はSBSカップ国際ユース(静岡)に出場。同コロンビア代表などと対戦した。20日の天皇杯3回戦に途中出場した汰木は「もっと運動量を増やしたい。チャンスをもらったら、FWとも連係して結果を残したい」と甘いマスクを引き締めた。