<J1:川崎F1-1仙台>◇第26節◇27日◇等々力

 川崎Fが仙台と辛くも引き分けた。序盤からパスミスが目立ち、前半41分に失点。0-1の後半45分、途中出場のFW森島が右クロスに頭で合わせ、土壇場で追いついた。W杯ブラジル大会後、ホームゲームはリーグ中断明け6試合ですべて完売。この日も1万8127人が詰めかけ、風間監督は「最低な試合の中で、最高の1ポイントをサポーターがとらせてくれた」。一方、FW大久保嘉人(32)は「もったいなさ過ぎる」と切り捨てた。浦和が敗れ勝ち点差は「5」に縮まったが3位に後退し「(選手に)自信がない。今日だけじゃないし、負けるときはいつもそう。今みたいなサッカーをするんだったら(優勝は)ダメだろうね」と語気を強めた。