Jリーグは29日、資金繰りの悪化が懸念されていたJ3鳥取に正式に来季のJ2ライセンスを交付した。増資などで当面の運転資金の見通しが立った。

 9月末に停止条件付きの交付を受け、30日までに数千万円規模の収入を確保しなければ失効していた。鳥取は現在J3の4位で、J2に自動昇格する1位の可能性は既にないが、2位に入れば入れ替え戦に出場できる。今回は地元企業などの支援で乗り切ったが、リーグは継続的に経営状況を注視する必要があるとし、今後の予算立案などを指導する。