清水は3日、静岡大と練習試合(45分×2本)を行い、FW長沢駿(26)が右膝前十字靱帯(じんたい)を断裂した4月の徳島戦以来6カ月半ぶりに実戦復帰した。4点をリードした2本目の32分から出場。同34分には反転からゴールを狙うなど、シュート2本を放った。

 いきなり得点とはいかなかったが「痛みも違和感もないし、思った以上にプレーできた」と、充実した表情で約15分間のプレーを振り返った。次節名古屋戦までの中断期間中には、残り2試合の練習試合が予定されている。長沢は「この期間があるのはラッキー。少しでもチームの力になれるように準備をしていきたい」と意欲的だった。