Jリーグは19日、東京都内で理事会を開き、2ステージ制とポストシーズン制が復活する来季のJ1の優勝賞金が、最大2億8000万円になると発表した。

 ステージ優勝の賞金は各5000万円で、年間勝ち点の1位は8000万円。最多5チームが参加するトーナメント方式のポストシーズン「チャンピオンシップ(CS)」を勝ち抜き年間優勝すると、さらに1億円。現行制度の優勝賞金2億円から最大で計8000万円の増額となる。仮にステージ優勝しないチームがCSを勝ち抜くと獲得賞金は最低で1億5000万円。同じ日本一でも大きな開きが生まれる。

 さらに総額1億8000万円が順位に応じて各クラブに配分される。ACL出場クラブに手厚くするほか、15年の成績をもとに翌年に配分。詳細は15年4月までに決まる。