浦和が、U-21日本代表の湘南DF遠藤航(21)の獲得に動いていることが26日、分かった。10代から各年代代表に選出されてきた遠藤は、9月の仁川アジア大会ではDFだけでなくアンカーとして活躍。決勝トーナメント1回戦のパレスチナ戦では先制点を挙げるなど攻撃力も備えている。

 J2湘南では主力として42試合中38試合に出場し7得点と活躍、圧倒的な力で優勝した原動力となった。178センチ、75キロと大きくはないが、当たり負けしないフィジカルと物おじしないメンタルが武器だ。

 浦和の3バックは槙野、那須、森脇が不動のレギュラーだが、来季に向けて選手層を厚くするため、DF、ボランチをこなせる選手の補強に動いている。