来季J2のC大阪は20日、大阪市内で新ユニホーム発表会を行い、主将のMF山口蛍(24)が海外移籍以外はクラブに残留することを表明した。来季の戦闘着に袖を通した山口は、初めて胸の内を明かした。

 この日まで去就について明言を避けていたが「日本でやるならセレッソ以外考えていない。残留か海外か(の2つに)ハッキリしている」と明言。既に国内クラブからのオファーは断っており、海外移籍の場合はC大阪が始動する来年1月19日前後まではオファーを待つ構えだ。

 クラブは海外移籍なら容認する姿勢を示しており、香川や乾、清武らと同じ措置をとる方向。宮本強化本部長は「一気に出て行ってしまうのは困るけれど、うちは今まで(海外行きを)応援してきた」と話していた。去就が注目されているDF扇原も山口と同じく海外移籍以外は残留が濃厚。J1昇格には戦力維持が必要なため、今後の決断が注目される。【小杉舞】