先月に破産を宣言したパルマが、イタリア・サッカー連盟(FIGC)から勝ち点を没収された。FIGCの公式サイトが発表している。

 パルマは賃金の未払いによる処分で勝ち点4を剥奪された。同様の処分理由で昨年12月には勝ち点1、先月には勝ち点2を没収されており、今季だけですでに勝ち点7を失ったことになる。

 また、FIGCはジャンピエトロ・マネンティ前会長とピエトロ・レオナルディ技術部長に6カ月の職務停止処分を科している。

 苦しい財政状況にあえぐパルマは、4日に行われたインテル戦を1-1で引き分けると、8日に行われたウディネーゼ戦では1-0で勝利。さらに、11日にはセリエA3連覇中の王者ユベントスに1-0で勝利する大金星を挙げるなど奮闘している。

 しかし、新たに勝ち点4を没収されたパルマの勝ち点は12となり、19位カリアリと勝ち点9差の最下位に位置。パルマは15日に行われたジェノア戦では0-2で敗戦していた。【超ワールドサッカー】