エイバルのMF乾貴士(27)が、25日に対戦するバルセロナの公式サイトで、世界一のクラブとの初対戦に向けて抱負を語った。

 同サイトでは、クラブ史上最高の移籍金で、フランクフルトからエイバルに加入した乾について「今週末、(本拠地の)カンプノウにやってくる唯一の日本人」と紹介した。

 乾はスペインリーグの印象について「レベルの高いリーグだと思っていたが、実際プレーすると、自分が思っていた以上にレベルが高かった」とコメントした。また、初めてバルセロナの本拠地「カンプノウ」でプレーすることについて「テレビでしか見たことがないので、名前だけですごいイメージ。ピッチに立ってプレーしたい」と胸を躍らせたものの、対戦相手はバルセロナ。「難しい試合になるのはわかっている。ワンチャンスでもあれば、そこで結果を出せればと思っている。頑張りたい」と抱負を語った。

 また、バルセロナの選手で対戦したい相手は、ブラジル代表右サイドバック(SB)のアウベス(32)と答えた。「代表戦で戦ったことがあるが、サイドバックではピカ一だと思う。世界一の右SBだと思うので、チャレンジしたい。後、ブラジル代表FWネイマール(23)も好きです」と話した。

 最後にバルセロナの印象について「攻撃的な選手にはやはり目がいく」と、アルゼンチン代表FWメッシ(28)やスペイン代表MFイニエスタ(31)ら、豪華タレント陣を擁する攻撃陣に注目。それでも試合では「日本人として、ちょっと驚かせるようなプレーができるように頑張りたい」と意気込んだ。