日本代表FW岡崎慎司(29)の2位レスターは、アウェーで4位トットナムとの上位対決に1-0と競り勝ち、首位アーセナルと勝ち点で並んだ。岡崎は公式戦4試合ぶりに先発したが、無得点で後半32分に退いた。

 岡崎は2度の好機を生かせなかった。前半18分、左からのパスのこぼれ球を下がりながら狙った左足シュートは左に外れた。5分後には右からのパスを受けると反転して相手DFをかわしたが、シュートできずにつぶされた。存在感は見せたが「(ゴールまで)もうちょっとだった。ゴールを決められないと物足りない」と悔しがった。エースFWバーディーが鼠径(そけい)部の負傷から復帰したが、10日のFA杯のゴールで2トップの残り1枠を勝ち取った。「(味方から)『またお前、決めるだろ』という雰囲気はある。だからこそ1発、欲しかった。欲が出た分、悔しさも倍になる」と残念がった。