第1戦が行われ、FWスアレスが4得点、FWメッシが3得点と大爆発したバルセロナが7-0でバレンシアを粉砕した。

 バルセロナは前半7分、相手ボールをFWネイマールが奪ったカウンターから、ラストパスを受けたスアレスが右足で流し込んで先制。同12分にはMFブスケツの縦パスをDFビダルが折り返し、再びスアレスが右足で蹴り込んで2点目をゲット。同29分にもMFイニエスタのパスをネイマールがヒールでつなぎ、スアレスがスルーしてフリーになったメッシが左足で相手GKとの1対1を冷静に決めて前半を3点リードで折り返した。

 後半に入っても攻撃の手は緩めず、まずは13分、スアレスのヒールパスを受けたメッシが相手DFを個人技で翻弄して左足シュートを決め、同29分にもメッシがペナルティーエリア内で相手ボールを奪って左足シュートでニアサイドを破ってハットトリックを達成した。さらに同38分にはスアレスが左サイドからのクロスを頭でたたき込み、同43分にもスアレスが後方からのMFアルダのパスを、右足ダイレクトで右ポストに当たりながらもゴールへねじ込んで今季通算35得点目を決めた。

 スアレスは「試合開始から完璧だった試合のひとつ。アドバンテージをしっかり出した。選手ならそれぞれが一番のプレーを見せようと目指している。だけども今日は全てのことが上手くいったし、それはチーム全員の働きのおかげだ」とコメントした。

 第2戦は10日に行われる。

 もう1試合のセビリア-セルタ戦は4日に行われる。