RマドリードがFWロナルドの今季初のハットトリックなどで、アウェーでアラベスに4-1で逆転勝ちし首位を守った。

 前半7分に先制を許したRマドリードは同17分、FWベールのゴールを狙ったFKが相手ハンドを誘いPKを獲得。これをロナルドが右足でゴール右へ蹴り込んで同点に追いつくと、同33分には再びロナルドが左45度から右足ミドルシュートを突き刺して勝ち越した。後半34分にロナルドが倒されて得たPKを自らがキックしたが、相手GKに方向を読まれてセーブされ失敗。頭を抱えたが、同39分にFWモラタがカウンターから追加点を奪った後の同43分、DFマルセロとのワンツーからロナルドが右足で決めてハットトリックを達成し、チームに4点目をもたらした。

 ロナルドはこれでようやく今季5得点目でトップのFWメッシ(バルセロナ)とは2差だが、ジダン監督は「彼のパフォーマンスには満足している。常にゴールを要求しているが、今日はすべての面で良かった」とご機嫌だった。

 公式戦5連勝のバルセロナは7勝3分けの勝ち点24で、2位バルセロナに2差を付けて首位を守った。