ヘントFW久保裕也(23)の移籍後4点目が、決勝ゴールになった。

 ヘントはアウェーでワースランドベベレンと対戦し、先発出場したFW久保が、2-2の後半28分に勝負を決めた。右サイドからの攻撃で、ペナルティーエリアに入った久保はパスを受けると、ターンしながらボールを左へ持ち直し、左足でゴール右へとシュートを決めた。久保は「斜めに、タイミングを外せれば入るかなと思ったので。タイミングを外さないと相手に当たるし」と決勝点の場面を振り返り、「最低限の仕事はしたという感じですね」と誇らしげに話した。

 久保は左のFWで先発。前半17分に相手選手が退場し数的優位となったが、前半はボールが久保まで回らず苦しんだ。後半になってトップ下にポジションを移すと、周りとの連係がスムーズになった。久保は「今日とかの試合はとにかく勝たないといけない、勝ちたいっていうモチベーションが結構高かったので。それが良い方向にいったかなと思います」。7位のヘントはレギュラーシーズンの最終節で5位メヘレンと対戦。6位以内が進出できるプレーオフがかかる。

(エリーヌ・スウェーブルス通信員)