日本代表FW久保裕也(23=ヘント)の代理人マウリツィオ・モラーナ氏が、久保を将来的にブンデスリーガかセリエAでプレーさせたいと話したと、情報サイト「ミランニュース」が30日伝えた。同氏は久保の報酬はボーナスも含め約350万ユーロ(約4億2000万円)だったと明かし、この冬に獲得したヘントは「先見の明がある」。日本代表での活躍で、今季終了後の獲得ならさらに高額になったはずだと指摘した。

 今後については「プレミアリーグは彼にとってフィジカルでありすぎる」とし、ブンデスとセリエAがターゲットだと明言。代表で久保がACミラン本田からポジションを奪った形になったことには「(本田がミランで)もっと試合に出るようになれば公正な競争となる」と話した。同サイトは久保を「日本サッカー界の時の人」と表現し、紹介した。(波平千種通信員)