スペイン国王杯の準決勝第2戦で、敵地でバルセロナと激突するRマドリードのモウリーニョ監督が、宿敵に皮肉をお見舞いした。

 25日に開かれた前日会見に出席。この試合を裁くマジェンコ主審に対して、バルセロナのモウラ助監督が「彼が笛を吹く試合では、チームの成績はひどい」と、審判にプレッシャーをかける発言を行った。これについて聞かれたモウリーニョ監督は、皮肉たっぷりに返答した。

 「私は昨季、バルセロナに教えてもらった。そのことを大事にしたい。判定に口を挟まず、審判を囲んで威圧しない。シミュレーションもしないし、スポーツマンシップを取る、ということをね。もちろん、彼らが見せている素晴らしいプレーも、大事な教えさ」。

 「クラシコ」の第1戦はRマドリードのホームで、1-1で引き分けている。