<W杯予選大陸間プレーオフ:メキシコ5-1ニュージーランド>◇13日◇メキシコ市

 第1戦が行われ、北中米カリブ海4位のメキシコが、オセアニア代表のニュージーランドに5-1で快勝し、6大会連続15度目の出場へ前進した。

 前半32分。アギラール(アメリカ)がゴール前のこぼれ球を左足で押し込んで先制。同40分にはヒメネス(アメリカ)がCKからヘディングシュートを決めて2点目をゲット。後半に入ると、ペラルタ(サントス・ラグナ)が3分にカウンターから右足シュート、35分には左からのクロスを頭で合わせて2ゴールを奪った。さらに、同39分にはマルケス(レオン)がショートコーナーからのクロスを頭で流し込んで突き放し、ニュージーランドの反撃を同40分の1点に抑えた。

 メキシコは北中米カリブ海予選10試合で7ゴールしか挙げられなかったが、ここ2カ月で4人目の就任となったエレーラ監督が、エルナンデス(マンチェスターU)らを外して国内リーグの選手のみを起用。これが奏功し、得点力不足を一気に解消した。同監督は「まだ2試合しか指揮していないが、重要な試合に勝利した。後は協会が正しい決断をしてくれることを祈るよ」と話した。

 第2戦は20日にウェリントンで行われる。