ウッズ騒動にゴルフ界が揺れている最中、サッカー界にもセックススキャンダルが浮上した。ドイツ紙ビルトは「フェネルバチェでセクシュアルマラソン大会」との記事を展開。所属のDFビリカ、ウェデルソン、MFサントス、FWカジム・リチャーズが、イスタンブール市内の高級ホテルで1泊1500ユーロ(約20万円)のスイートルームを借り、セックスパーティーを常時主催していたと報じた。

 同紙のインタビューに応じたダウム監督は「残念ながら、うわさは本当だった。パーティーは実際に行われていた」とコメント。当初は地元メディアの報道に懐疑的だったクラブ首脳陣だが、独自にホテル従業員らに聞き込みを行い、疑惑を明らかにしたという。4選手は1月の移籍市場で追放同然に放出されることが決定的。だがスキャンダルを抱えているだけに、実力を持つ選手たちといえども、移籍先探しは簡単ではないとみられる。(中野吉之伴通信員)

 [2009年12月14日8時50分

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