男子100メートルの桐生祥秀(21=東洋大)は追い風1・8メートルの10秒15で決勝に進出した。終盤は流しながらのフィニッシュも好タイムだった。

 桐生は「準決勝にしてはいいタイム」とうなずいた。雨脚の強い中でのレースだったが「雨は試合の時は気にならない」と話した。決勝はこの日午後。「晴れて、向かい風にならなければいい。ベストを狙いたい」と10秒01超えを見据えた。