リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダリストの桐生祥秀(21=東洋大)は、男子200メートルの予選を追い風1・3メートルの20秒79の全体2位で突破した。

 この3日間で6本目のレース。筋肉痛も残る状態で、無理に記録を狙わなかった。コーナーを曲がりきる前にはスピードを落としたが、5組1着でゴールした。桐生は「疲れを残さない走りをしました」と話した。準決勝と決勝は28日。「200メートルをしっかり走れれば、100メートルも最後までしっかり走れる。いい記録を出したい」。13年に出した自己記録20秒41の更新を狙う。