今夏の世界陸上選手権(韓国・大邱)の大会組織委員会が10日、大阪市内で記者会見を開き、組織委のチョ海寧委員長が「日本国内の旅行の感覚で楽しんでほしい」と、日本の陸上ファンに観戦を呼び掛けた。

 玄関口となるソウルや釜山から大邱までは韓国高速鉄道(KTX)が通っており移動が容易とし、入場料金も韓国での陸上人気掘り起こしを狙って前回ベルリン大会の5分の1程度に抑えたという。「アクセスの良さと入場券の安さが売り。たくさんの方に来ていただきたい」と話した。

 組織委は7日の名古屋を皮切りに、11日の広島まで日本国内4都市を回って大会の魅力をアピールする。