自動車のF1シリーズを統括する国際自動車連盟(FIA)が決定したコスト削減策の導入が、来季ではなく、2011年からに延期される可能性が出てきた。24日にFIAのマックス・モズレー会長が見通しを語った。

 コスト削減策は年間予算が4000万ポンド(約60億円)以下のチームに技術面でのアドバンテージを与える内容。トヨタなどが反発し、F1撤退も示唆していた。このほどFIAとチーム側の意見が延期の方向で一致したという。