フィギュアスケートのジャパン・オープン(10月3日、さいたまスーパーアリーナ)の主催者は25日に出場選手の一部を発表し、日本の女子シングルは元世界女王で現役続行を決めた浅田真央(24=中京大)と、昨年の全日本選手権を制した宮原知子(17=大阪・関大高)の出場が決まった。

 浅田は3度目の優勝を飾った昨年3月末の世界選手権以来、約1年半ぶりの実戦で、舞台もその時と同じさいたまスーパーアリーナとなる。宮原とは新旧日本女王の関係。2人で協力して、世界の強豪を迎え撃つことになる。

 また、ジャパン・オープンの出場により、世界選手権(来年3~4月、米国)代表最終選考会を兼ねる全日本選手権(12月、札幌)の予選2大会を免除されることも決定。11月のグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯(北京)にもエントリーしており、国際連盟公認大会の派遣期間が各予選の前後1週間に重なる場合は、日本連盟の規定で免除となる。

 ジャパン・オープンは日本、欧州、北米による男女シングル2名ずつの団体対抗戦で、フリーのみで争う。欧州代表として、世界王者のハビエル・フェルナンデス(スペイン)も出場する。日本男子の出場選手は未定。