世界ランク8位の福原愛(26=ANA)が、同13位の徐孝元(韓国)に2-4で逆転負けした。

 第3ゲーム終了時で2-1とリードしながら、そこから3ゲームを連取された。「戦術があまりうまくいかなかったのが一番の敗因かな」と肩を落とした。元来、苦手のカットマンを相手に攻撃が機能せず「大事な場面でミスした」と悔しげな表情で話した。2年ぶりの大会制覇を狙いながら、準々決勝にも進出できず、試合直後はベンチに座り込んだ。「お客さんがたくさん観戦に来て、すごくいいプレーをしたかったんですが、このように負けてしまって。情けないというか、申し訳ないというか、自分に失望するような感じでした」と、ショックを隠せなかった。