柔道世界選手権(カザフスタン・アスタナ)に出場する男子重量級陣が24日、成田空港から出発した。

 大会はすでにこの日から始まったが、100キロ超級の七戸龍(26=九州電力)は「特に緊張はない。現地に入ってからモチベーションを高めていきたい」と3度目の出場に余裕の表情。リオ五輪の前年だけに「これが五輪だという意気込みで戦いたい」と話した。

 昨年派遣を見送られた100キロ級代表の羽賀龍之介(24=旭化成)は「結果にこだわって、100キロ級も戦えるということを示したい」。90キロ級のベイカー茉秋(20=東海大)は「昨年のこと(2回戦敗退)があるから、今年はやってやろうという気持ち」と優勝を目指して話していた。