リオデジャネイロ五輪の出場2枠を争うバレーボールのワールドカップ(W杯)男子大会は16日に大阪市中央体育館などで再開され、3勝2敗の勝ち点8で6位につける日本は5戦全敗のチュニジアと対戦する。

 15日は南部監督が大阪市内で記者会見し「厳しい戦いばかりなので、ベストの状態で試合に臨みたい」と意気込みを語った。

 今回の五輪出場枠獲得に厳しい状況の日本は、18日にアジアの強敵イランとぶつかる。勢いをつけたいチュニジア戦に向けて約1時間半、調整し、石川(中大)は「コンディションはいい。自分たちのいいところを出したい」と話した。セッター深津(パナソニック)は「余裕で勝てる相手はいない。1試合ずつ取りにいきたい」と気を引き締めた。