体操の世界選手権で37年ぶりの団体総合制覇を狙う日本男子の水鳥寿思監督は25日の予選で内村航平、田中佑典(以上コナミスポーツク)萱和磨(順大)を全6種目に起用することを24日に明らかにした。

 1種目目の跳馬は萱がトップバッターを務める。

 加藤凌平(順大)白井健三(日体大)と補欠から繰り上がった早坂尚人(順大)は4種目に出場。水鳥監督は「前半の平行棒、鉄棒をしっかり乗り切りたい」と勝負の鍵を挙げた。負傷した長谷川智将(日体大)の離脱で急きょ現地入りした補欠の山室光史(コナミスポーツク)が24日の練習に合流し「決勝に出る可能性はある。調整は大変かもしれないが準備したい」と語った。