予選を観戦したスポーツ庁の鈴木大地長官(48)が体操ニッポンの宿舎を訪れ、内村航平(26=コナミスポーツク)ら選手を激励した。

 88年ソウル五輪の競泳金メダリストである鈴木長官は「水泳も個人競技だがリレーでは“プレッシャーは4分の1、喜びは4倍”とチームが団結した。体操も団体になることで力が出る。来年は勝負の年。5年後の東京五輪の重圧は半端なものではないので、いかに力を出しきるか試行錯誤してほしい」とエールを送り、順大教授時代の教え子である田中佑典や加藤凌平と笑顔で握手を交わしていた。