女子個人総合決勝が行われ、村上茉愛(日体大)は4種目合計57・132点で6位と健闘し、寺本明日香(中京大)は56・131点で9位だった。

 18歳のシモーン・バイルス(米国)が60・399点で史上初の3連覇を達成した。

 ロンドン五輪女王のガブリエル・ダグラス(米国)が2位、ラリサ・アンドレーア・ヨルダチェ(ルーマニア)が3位。

 予選を突破した24人で争われ、村上は得意の跳馬と床運動で高得点をマークし、全種目で安定感が光った。寺本は最終種目の平均台で着地が大きく乱れた。

 30日(日本時間31日未明)には男子個人総合決勝があり、6連覇を狙う予選トップの内村航平(コナミスポーツク)と、初代表の萱和磨(順大)が出場する。

 ◇村上茉愛の話 すごく楽しめた。リオ五輪の前年に実績を残せて来年につながる。来年は今回よりも上に行けるようにしたい。

 ◇寺本明日香の話 (上位進出の)チャンスをつかめなかった。平均台の着地は予想外の失敗だった。(高難度の技に挑んだ)跳馬は武器になったと思うので、あとは床運動の強化ができればいい。