水泳の世界選手権男子400メートル個人メドレー金メダリストの瀬戸大也(21=JSS毛呂山)が20日、高地合宿先の米フラグスタッフから羽田空港着の航空機で帰国した。

 9月に両足を手術。その影響は合宿でも隠せず、最後の3週目は疲労から思うような練習はできなかったという。もっとも、ポジティブ思考が信条なだけに「継続して練習はできた。手術前の練習はできる状態になった」と収穫も口にした。また水球男子が84年ロサンゼルス大会以来の五輪切符を獲得したことには「アウェーでの戦いだけに強くなっていると思う。同じ水泳競技として刺激を受ける」と祝福。24日からは正月返上でグアム合宿に向かって、五輪イヤーに備える。