体操の全日本選手権男子個人総合で2位に躍進した白井健三(19)が4日、日体大健志台キャンパスで行われた植樹式に参加した。

 昨年11月の全日本団体選手権での男女アベック優勝を祝ったもので、前日の全日本女子個人総合で初優勝した村上茉愛(19)らとオリーブの木を植えた。

 白井は初体験の植樹を振り返り「すごく新鮮です。アベック優勝を思いだし、気持ちを新たにしました」と話した。オールラウンダーとしての可能性を示した前日2位の快挙にも「昨日のことは、昨日のこと。気持ちを入れ替えてNHK杯(5月)に向かいたい」と冷静に話していた。

 式にはレスリングのアジア予選でリオデジャネイロ五輪代表の座を手にした3年生の樋口黎(20)と、卒業したばかりの太田忍(22=ALSOK)もゲストとして出席。太田が「メダルを取るためにリオに行く。後は、その色をよくするために4カ月やっていく」と話し、樋口も「メダルをとる自信はある。1番いい色のメダルをとりたい」とメダル獲得を宣言していた。